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英語表現

【ビジネスでも役立つ】押さえておきたい”Either”の使い方とポイントを分かりやすく解説!

多くの人は”either”という単語を知っていますが、実際に使っている人は少ないでしょう。学生時代に”either”と”neither”について学んだ後、実際の英語の場面で”either”を使っている人を見ることはほとんどありません。それだけ私たちにとって馴染みの薄い単語になってしまっているのです。

しかし、ネイティブスピーカーの間では”either”は頻繁に使われる重要な表現です。使い方のポイントを押さえて活用すれば、他の人と差をつけることができます。”either”を使いこなせるようになりましょう。

はじめに:日本人が苦手とする「Either」の使用法

英語を学ぶ際、多くの日本人学習者が直面する障壁の一つが、「either」の正確な使用法です。この単語は非常に便利であり、日常会話からビジネスシーンまで幅広く使われていますが、そのニュアンスを正しく理解しておく必要があります。

まず、「Neither」、「Both」と共に、それぞれの基本的なイメージを掴んでおくことが重要です。

Either, Neither, Bothの基本的な使い方

Either:どちらか、どちらでもいい 
選択肢が二つある場合に一つを選ぶときに使います。

Neither: どちらも~ない
提供された選択肢をどちらも選ばないときに使います。

Both: 両方 
二つの選択肢が両方とも適用される場合に使います。

ねざー

上記の説明から分かるように、「Either」には「どちらか」という意味と「どちらでもよい」という二つの意味があります。この二重性と、「Either」が複数の品詞として使われる点が理解を難しくしています。

ただし、これらを理解していれば、「Either」は会話の中で非常に便利な表現となります。次の章からは、「Either」のさまざまな用法について順を追って説明していきます。

“Either”は「主語」にも「形容詞」にも「接続詞」にもなる

多くの日本人にとって、「either」が具体的にどの品詞に分類されるのかが不明瞭であり、これが英語学習者の混乱を招く一因です。「either」は、代名詞(主語として)、形容詞、そして接続詞として機能することがあります。これらの異なる用途を理解することで、「either」の使用に対するイメージがより鮮明になります。

主語として使われる”Either” 「どちらか」 or 「どちらでもよい」

主語として使われる「Either」には、「どちらか一つを指す」と「どちらでも問題ない」という二つの意味があります。ここでは、それぞれの用法を例文と共に紹介します。

① 主語としての”Either” 「どちらか」

まず、一般的な表現を例文で見てみましょう。

上司: We have two extra computers in our department, right?
うちの部署にパソコン2台余っているよね?

上司: Are those two computers capable of being used for software development?
その2台はソフトウェア開発に使える性能?

あなた: I’m not sure about the details, but either of the PCs has sufficient performance for design.
詳細は今わかりませんが、PCのどちらかは設計に十分な性能を持っています。

ねざー

この表現は最も一般的な表現の1つです。ポイントは2つ。

・ ”Either of“と”of“とセットで使われる

・ ”these PCs“と複数だが、主語は”Either“なので単数扱いで使われる 
= この場合動詞は三人称単数

② 主語としての”Either” 「どちらでもよい」

もう1つ主語として使われる場合を見ていきましょう。こちらの表現は知っているだけですぐに使えるようになります。ぜひこちらの表現も知っておいてください。

Should I use the Shinkansen or airplane for business trips to Osaka?
大阪への出張は新幹線と飛行機どちらを使えばよいですか?

Either is fine.
どちらでもいいですよ。

ねざー

この表現も最も使われる表現ですが、使えている方は少ないです。
この場合の「Either is fine」は、「どちらか一つを選んでも問題ない」という意味で、選択肢のどちらかが許容されることを示します。

「Either is fine」「Both are fine」は似ているようで微妙に違う

Either is fine:
これは「二つの選択肢のうち、どちらか一つを選んでも問題ない」という意味です。これには選択する必要があり、どちらか一つだけを選ぶことを前提としています。

Both are fine:
これは「二つの選択肢それぞれが問題ない」という意味で、二つの選択肢がそれぞれ独立して許容されることを意味します。この表現は、特に両方を同時に使うことができる状況、または選択肢が両方とも同時に受け入れられる場合に使われます。

例えば、出張の移動手段として「Either is fine.」はどちらか一つを選べば良いという意味で使われますが、「Both are fine.」と言うと、それぞれが独立して許容されていることを意味し、文脈によっては両方を利用することが可能であると誤解されることもあります(たとえば行きは新幹線、帰りは飛行機など)。

したがって、「Either is fine.」を「Both are fine.」に言い換えることは、文脈や意図によっては適切ではない場合があります。

形容詞としての”Either” 「どちらの」

“Either”は形容詞としても使われ、特定の二つの選択肢の中から一つを指す際に用いられます。この用法では、通常、後に名詞が続き、”どちらの〇〇か”という意味で使います。ここでは、”Either”の形容詞としての使い方を例文を交えて説明します。

Either option is viable for the project.
どちらの選択肢もプロジェクトには実行可能です。

Either method would work for solving the problem.
問題を解決するためにはどちらの方法も有効です。

You need to sign either document before leaving.
帰る前にどちらかの書類に署名する必要があります。

・ 形容詞として使われる「Either」の後ろには単数形の名詞が続きます。

・ 形容詞として使われる場合、「Either」の後ろに「of」を付ける必要はありません。

ねざー

“Either”は二つの選択肢の中からどちらかが適用可能であることを示しています。ただし、どちらかを選択する必要があります。

“Both”を使用した場合、両方とも独立して行うことが許容されます。

接続詞としての”Either” 「どちらか」

“Either”は接続詞としても使われ、二つの選択肢の間で等しくどちらでも良いという意味を表現するのに役立ちます。この場合、“either…or…”の構造を使って、二つの可能性を提示し、どちらか一方を選ぶことができるという柔軟性を示します。以下では、この用法について具体的な例文を交えて説明します。

You can either join the meeting remotely or come to the office.
リモートで会議に参加するか、オフィスに来るかのどちらかです。

You can either call us back or send an email.
電話で折り返すか、メールを送るかのどちらか選んでください。

We could either increase our budget or reduce the project scope.
予算を増やすか、プロジェクトの範囲を縮小するかのどちらかです。

“Either…or…”の構文を使用することで、話し手は聞き手に対して柔軟な選択肢を提供し、聞き手が状況に応じて最適な選択をすることを促すことができます。

ねざー

この「Either…or…」の構造は非常に便利で、選択肢をはっきりと提示し、決断を求められる場面で役立ちます。学生時代に習った基本的な文法の一つとして、実生活でも広く利用されています。

ポイントを抑えたらあとはアウトプットして定着させる

“Either”の使い方とポイントを学んだ後、次のステップは実際に使いこなすことです。“Either”を日常会話で自然に使えるようになるには、実際に会話の中で表現を使ってみることが重要です。

ビジネスで英語を使う方は海外の同僚に、この記事で学んだ”Either”を積極的に使ってみてください。海外の相手とのコミュニケーションにおいて、”Either”を用いることでより自然な英語が話せるようになるでしょう。

一方で、そのような機会が少ない方や、より効率的に表現を身に着けたい方には、オンライン英会話の利用をお勧めします。

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ねざー

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Eitherの活用: 英語学習者が知るべき重要ポイント

この記事では、”Either”の使い方とポイントについて学びました。ここで、それぞれの意味とポイントを簡単にまとめてみましょう。

“Either”の使い方基本的な意味例文
主語①「どちらか」
or「どちらでもよい」
Either of the PCs has sufficient performance for design.
PCのどちらかは設計に十分な性能を持っています。
主語②「どちらでもよい」Either is fine.
どちらでもいいですよ。
形容詞「どちらの」Either method would work for solving the problem.
問題を解決するためにはどちらの方法も有効です。
接続詞「どちらか」You can either call us back or send an email.
電話で折り返すか、メールを送るかのどちらか選んでください。
                 Eitherの使い方: 基本的な意味と例文

ここに示したように”Either”には複数の意味があり、且つ使い方も複数あります。これらが私達の理解を今まで妨げていました。このポイントを抑えた上で、まずは1つ自分が使えるようになりたい表現を決めてアウトプットしていきましょう。

英語学習は特にインプットだけでは伸びしろに限界があります。インプットにかけた時間の2倍、3倍時間をかけてアウトプットして徐々に自分のものにしていきましょう。その行動ができる人が他の人と差をつけることができます。

ねざー

1つ1つの積み重ねは小さいですがそれを繰り返すことが英語力が伸びる鍵になります。逆に言えばあなたがその力をつけることで、他の人はすぐにあなたに追いつくことはできません。地道ですが必ず力になりますので、毎日少しずつ英語学習を進めていきましょう。

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