この記事では、英語でグラフを説明する際に必須となる表現をご紹介します。
海外のクライアントや同僚に対して英語でプレゼンテーションを行う機会は、多くの方にとって珍しくありません。初めて英語でプレゼンをする方はもちろん、頻繁に英語でプレゼンを行っている方でも、「このグラフを説明してください」と言われた際に、どのように表現すればよいか迷う瞬間があるのではないでしょうか。
日本語でさえグラフの説明は難しいもの。それが英語になると、特有のフレーズや言い回しが求められます。そのため、適切な単語や表現がすぐに思い浮かばないことも少なくありません。
この記事を通じて、グラフの説明に必要な英語表現を一緒に学び、次回からはスムーズに、そして自信を持って説明できるようにしましょう。
目次
各種グラフの英語名とその違い

まず最初にグラフの名称を英語にしてみましょう。
グラフの名称 | 英語表記 |
棒グラフ | Bar chart (Bar graph) |
折れ線グラフ | Line chart (Line graph) |
円グラフ | Pie chart |
散布図 | Scatter diagram |
ヒストグラム | Histogram |
図 | Figure / Chart |
驚いたことに、「Chart」という表現が頻繁に使われていることに気づきましたか?
日本語では「グラフ」と一般的に呼ばれますが、英語では「Chart」がより広く使われています。ここで、Figure、Chart、Graphの3つの表現について詳しく解説します。
Figure
:書籍などの図,写真,挿絵
一般的には「Chart」よりも広い範囲のグラフや挿絵、写真などの画像など範囲を示します。どちらかというと話し言葉よりも、文章として「図」を表す表現として使用されます。
Chart
:図全般
ある情報をグラフや図などで表したもので、「グラフ」よりも広い範囲を示します。ただし必ずしも数学的な関係性を示すものである必要はありません。
Graph
:XY軸をもつチャート
これが最も狭義な意味で使用されます。数学的な変数の関係性を表した図表でチャートの一種です。イメージとしてはX軸とY軸があり、それらの関係性が数学的に示させているものを示します。
ちなみに、「Diagram」は「略図」や「図解」などと訳されます。例えば「回路図」や「見取り図」など、特定の種類の図を指す場合に使われます。
グラフ内の専門用語とその英語表現

グラフを理解するためには、その内部で使われる専門用語や名称も重要です。この章では、グラフ内で頻繁に出てくる名称とその英語表記について詳しく解説します。
グラフで使用される名称 | 英語表記 |
横軸(X軸) | Horizontal axis (X axis) |
縦軸(Y軸) | Vertical axis (Y axis) |
実線 | Solid line |
点線 | Dotted line |
分布 | Distribution |
凡例 | Explanatory note / Legend |
凡例(Legend)についての興味深い事実
「凡例」を英語で「Legend」と訳すことには、実は興味深い背景があります。Webで調査すると、その理由や歴史が明らかになりますが、簡単に言えば、「読まれるべきもの」という意味合いがあります。このため、伝説的な人物も、グラフや図の凡例も、共に「Legend」と呼ばれるのです。
このような知識は、英語でのプレゼンテーションや報告でグラフを使用する際に、より深い理解と説明が可能になります。特に、「Legend」という言葉の多面性を理解することで、聞き手に対してもより鮮明な印象を与えることができるでしょう。
正確なグラフの用語を知ることで、次回の英語プレゼンテーションがさらにスムーズに。特に「Legend」のような多面的な言葉を理解すると、印象に残るプレゼンができます。
グラフの傾向を英語で説明するフレーズ集

この章では、グラフを説明する際に使える便利な英語表現をご紹介します。
ご覧の通り~
これは鉄板表現ですね。
As you can see ~
As this chart shows ~
● As can be seen from this graph,
このグラフからわかるように、
maximum summer temperatures have been increasing every year.
夏の最高気温は年々上昇傾向にある。
上昇傾向であることを伝える
下記のような単語を使用して表現します。
単語 | 意味 |
rise | 自然に上がっているようなイメージ(それ自体が勝手に⤴ような感覚) |
increase | 少しずつ上昇する |
spike (スパイク) | 急激な上昇(ピークがあるようなイメージ) |
exceed (イクシードゥ) | 上回る |
● Its shoes are very popular and prices are rising.
その靴は人気が高く、価格も上昇している。
● Let’s continue to increase sales this year.
今年も売上を伸ばしていきましょう。
● This year, Company A’s sales exceeded Company B’s sales.
今年、A社の売上がB社の売上を上回った。
下降傾向であることを伝える
下記のような単語を使用して表現します。
単語 | 意味 |
decrease | (自然に)減る、減らす |
drop | (急に)減る |
go down | 落下する |
decline (ディクライン) | (ある期間継続して)減る、減少する |
reduce | (誰かの責任で)減る、減らす |
collapse (クラップス) | 崩れ落ちる |
● The experiment showed that its value decreased with time.
実験では、その値が時間とともに減少することがわかった。
● Japan’s population continues to decline slowly.
日本の人口は緩やかに減少を続けています。
● We need to reduce costs as much as possible.
できるだけコストを削減する必要があります。
● By the end of the year, the stock market will probably collapse.
年末には、おそらく株式市場は崩壊するでしょう。
上下している
下記の単語を用いて表現することが多いです。
単語 | 意味 |
fluctuate (フラクチュエィトゥ) | 上下変動する |
● The concentration of that gas fluctuates over time.
そのガスの濃度は時間と共に変動する。
その他 増減を表すときに使える副詞
単語 | 意味 |
significantly (シグニフィキャントリィー) | 大幅に |
rapidly (ラピッドリー) | 急速に |
slightly (スライトリー) | わずかに |
● Our salaries increase slightly each year.
私たちの給料は、毎年少しずつ増えています。
グラフの説明は、適切な表現を選ぶことで、より明確かつ印象的になります。この章で紹介した表現を活用して、次回のプレゼンテーションをさらに洗練されたものにしましょう。
グラフを英語で説明するための学習方法

英語でのプレゼンテーションや会議で、グラフやデータを効果的に説明できるスキルは非常に価値があります。しかし、どうやってそのスキルを身につけるのか迷っている方も多いでしょう。この記事では、手軽に始められるオンライン英会話と、実践的な業務での学習という、2つのアプローチをご紹介します。
業務で英語を効果的に使うための実践テクニック

業務で英語を使うことは、ただ単に英語を学ぶ以上の価値があります。実際のビジネスシーンで使える英語表現を身につけ、自信をもってグラフやデータを説明できるようになるチャンスです。
実践的なスキルの習得:
会議やプレゼンテーションで実際に英語を使うことで、理論だけでなく実践力も身につけます。
先輩や同僚から即座に学べる:
英語が得意な先輩のプレゼンテーションを聞き、その後で質問することで、より深い理解とスキルの向上が期待できます。
フィードバックが容易:
わからない点や疑問点は、会議が終わった後にすぐに先輩や同僚に質問でき、即座に改善点を知ることができます。
議後に先輩に質問することで、その場で疑問点が解消され、次回からは自分でその表現を使えるようになりました。
業務で英語を使う機会がある方はぜひ積極的にその機会を活かしてください。業務の成果にも直結するので一石二鳥です。
オンライン英会話でビジネス英語を磨く方法

オンライン英会話は、多忙な日常でも手軽に英語学習が可能な最良の選択肢の一つです。特に、ビジネスの場で求められる英語力を効率的に向上させたい方には、この方法が非常に適しています。
低コストで高品質:
月々7,000円台で、毎日でも英語ネイティブの教師からレッスンが受けられます。これは、他の英語学習方法と比較しても非常にコストパフォーマンスが高いです。
私は過去に何年にも渡って個人で運営している通学型の英会話スクールに通っていました。グループレッスンで月1回レッスンで毎月8,000円でした。通学型であればそれでも安いと思います。
場所を選ばない柔軟性:
オフィス、自宅、カフェ。場所を問わず、いつでもどこでも高品質なレッスンが受けられます。
私のように都心部に住んでいない人にとって、どこでも英語ネイティブのレッスンが受けられることは大きなメリットです。
個別指導で確実なスキルアップ:
グラフの説明に特化したレッスンも可能です。自分の弱点を克服し、即座に実践で使える表現を学べます。
オンライン英会話ではマンツーマンレッスンが受けられるため自分のペースで自分の能力に合わせたレッスンが可能です。そのため効果が現れやすいです。
DMM英会話では、グラフの説明に使える表現を学べる教材も用意されています。レッスンで具体的な表現を学び、自分で説明することで、知識が定着します。


オンライン英会話は、現代の英語学習において一つの最適解と言えるでしょう。この機会にぜひともオンライン英会話を活用し、効率的にスキルアップを目指しましょう。
グラフ説明のための最終チェックリスト

今回はグラフの説明に必要な英語表現について紹介しました。普段何気なく使っているグラフにも色々な表現がありました。”Graph”より”Chart”が広く使われていることに新たに気づいた方も多いでしょう。
この記事で紹介したポイントを簡潔にまとめておきます。これを参考に、次回の英語プレゼンテーションをさらに洗練されたものにしましょう。
グラフ内でよく使われる名称
日本語 | 英語表記 |
---|---|
横軸(X軸) | Horizontal axis (X axis) |
縦軸(Y軸) | Vertical axis (Y axis) |
実線 | Solid line |
点線 | Dotted line |
分布 | Distribution |
凡例 | Explanatory note / Legend |
“Horizontal axis“と”Vertical axis“は必ず使う表現なので特に覚えておきましょう。
基本表現
表現 | 使い方・意味 |
---|---|
As you can see | 見ての通り、明らかに |
As this chart shows | このグラフが示しているように |
“Horizontal axis“と”Vertical axis“は必ず使う表現なので特に覚えておきましょう。
上昇傾向を表す
単語 | 使い方・意味 |
---|---|
rise | 自然に上がっているようなイメージ |
increase | 少しずつ上昇する |
spike | 急激な上昇(ピークがあるようなイメージ) |
exceed | 上回る |
「上昇する」という意味では、困ったら”increase“を使いましょう。
また、もっとも上昇した頂点付近のことを”peak(ピーク)”とも言います。
下降傾向を表す
単語 | 使い方・意味 |
---|---|
decrease | (自然に)減る、減らす |
drop | (急に)減る |
go down | 落下する |
decline | (ある期間継続して)減る、減少する |
reduce | (誰かの責任で)減る、減らす |
collapse | 崩れ落ちる |
「減る」という表現には、多くの人が最初に”decrease“を思い浮かべるでしょう。しかし、下記のように、”go down“を使うことも一般的です。
“The parameter is going down dramatically.”
(そのパラメータは劇的に下がっています)
上下変動を表す
単語 | 使い方・意味 |
---|---|
fluctuate (フラクチュエイトゥ) | 上下変動する |
あまり馴染みがないかもしれませんが実際の場面ではよく耳にする表現です。名詞の”fluctuation“もよく使います。
“The graph shows a fluctuation in daily visits to our website.”
グラフは、私たちのウェブサイトへの日々の訪問数に変動があることを示しています。
その他の副詞
単語 | 使い方・意味 |
---|---|
significantly (シグニフィキャントリィー) | 大幅に |
rapidly | 急速に |
slightly | わずかに |
“significantly(シグニフィキャントリィー)”も実際の打ち合わせなどでよく耳にします。
“The graph shows that our monthly revenue has increased significantly.”
グラフは、私たちの月間収益が大幅に増加していることを示しています。
この記事で紹介したグラフ内の名称やグラフの傾向などを説明するときなどの英語表現を用いて、少しでもみなさんの仕事に活かしていただければ幸いです。これからも継続して一緒に英語力を高めていきましょう。最後までご覧いただきありがとうございました。