エンジニアの皆さん、日常的に数値を扱うことが多いと思います。しかし、それを英語でどう表現しますか?
+, -, x, ÷ の英語表記はすぐに思い浮かぶかもしれませんが、「分数」や「累乗」の英語表現をすらすらと言える人は少ないのではないでしょうか。
この記事では、そういった数値の英語表現を紹介します。英語で説明するときに困らないよう、この機会に学んでみましょう。
+, -, x, ÷の英語表現
まずは基本の表現から紹介します。「足す」、「引く」、「掛ける」、「割る」の英語表記はこちらです。
●足す
plus
[プラス]
●引く
minus
[マイナス]
●掛ける
times
[タイムズ]
multiplied by
[マルタプラィドゥ バァィ]
●割る
divided by
[ディバイディッドゥ バァィ]
それでは1つ1つ例文と一緒に紹介していきます。
足し算
こちらはシンプルな表現ですね。
10 + 4 = 14
Ten plus four equals fourteen.
Ten plus four is fourteen.
equals と is はどちらを使ってもOKです。
equalsは s を忘れないようにしてくださいね。
引き算
引き算はマイナスといいます。日本語でも使う表現なので問題ないないですね。
10 – 4 = 6
Ten minus four equals six.
Ten minus four is six.
引き算はminus(マイナス)と言いますが、負の数はnegative(ネガティブ)と表現します。表現が異なるので注意しましょう。
4 – 5 = -1
Four minus five equals negative one.
Four minus five is negative one.
掛け算
掛け算は times で充分通じますので times だけ覚えていれば問題ありません。
2 × 8 = 16
Two times eight equals sixteen.
Two times eight is sixteen.
割り算
割り算の表現 divided by はあまり馴染みがない表現かもしれません。divide は「分かつ、割る」という意味になります。
6 ÷ 3 = 2
Six divided by three equals two.
Six divided by three is two.
あまり
割り算での「余り」は「with a remainder(リマィンダー) of」といいます。
7 ÷ 3 = 2 あまり1
Seven divided by three equals two with a remainder of one.
Seven divided by three is two with a remainder of one.
分数
意外と分数をスムーズに読める人は少ないかもしれませんが、分数は読み方さえ知っていれば簡単です。
ポイントは、読み上げる順番は「分子→分母」、分母は「序数(順番を数えるときの読み方)」の2つです。
2/3
two thirds (2→3)
1/5
one fifth (1→5)
3/8
three eighths (3→8)
分子の数字が2以上の時に、分母に[s]がついて複数になります。
● 1/8 one eighth (1→8)
● 3/8 three eighths (3→8)
「over」を使うこともあります。
こちらの方が分母の数字もそのまま読めばいいので覚えやすいです。
2/3
two over three(2→3)
1/5
one over five(1→5)
3/8
three over eight(3→8)
1/2 や 〇/4 は特別に読み方が違います。
1/2
a half
1/4
a quarter
3/4
three quarters
小数点の表し方は「ポイント」!
小数点は「point」と言います。あとは数字を順番に呼んでいくだけでOKです。
3.14
three point one four (3 + point + 1 + 4)
5.09
five point o(オー) nine (5 + point + o(オー) + 9)
five point zero nine (5 + point + 0 + 9)
頭が「0」だった場合には、0(zero)を省略して「point」から始めてもOKです。ネイティブっぽいですね。
0.01
point o(オー) one / point zero one
10の-6乗(10E-6)など、累乗の英語表現
「2の10乗」や「10の6乗」など累乗を使った表記はエンジニアのみなさんであれば使うことがあると思います。またそれらの計算をお客様や同僚に説明することもあるでしょう。
普通の英語の勉強では出てこない表現なので知っている人も少ないと思いますが、エンジニアのみなさんには役立ちますので覚えておきましょう。
Power
基本的に「●の〇乗は、● to the ○th power」と読みます。
但し、最後のpowerは省略されることがあります。
10^7
ten to the seventh power
2^−5
two to the negative fifth power
10^ー6
ten to the negative sixth power
ちなみに、3の0乗は英語で “three to the zero power” と表現されます。
「2乗」や「3乗」は特別な呼び方がある
2乗は squared[スクウェァード]、3乗は cubed[キューブドゥ] と言います。
10^2
ten squared [テン スクウェァード]
2^3
two cubed「トゥー キューブドゥ」
2乗や3乗でも、to the second power や to the third power と表現しても間違いではありません。
まとめ
この記事では、エンジニアの皆さんが日々の業務で頻繁に使用する「数値の英語表現」を幅広く紹介しました。これらの表現をマスターすることは、国際的なコミュニケーションにおいて非常に価値があります。次回これらの表現を必要とする時には、ぜひともこの記事を再度ご覧になってください。
一般的に、このような数値表現は学生時代に深く学ぶ機会が少なく、また、これらを包括的にまとめた教材も残念ながらあまり多くはありません。しかし、エンジニアの皆さんは日々の業務で数値を使って論理的に説明することが求められます。したがって、これらの表現を英語で自在に使えるようになることは、技術的なコミュニケーション力を向上させるために必要不可欠です。
オンライン英会話スクールで直接的にこれらの表現を学ぶ教材は限られていますが、例えばBizmatesなどのプラットフォームでは、自分で作成した英語のプレゼンテーション資料や企画書の添削をレッスン中に受けることができます。このようにして、具体的な業務で英語を活用するスキルを磨くことができます。
オンライン英会話 Bizmates(ビズメイツ)特に、業務で英語を使う皆さんには、オンライン英会話などを通じて効率的に学習を継続することをおすすめします。新たな技術や状況に適応するためには、日々の学習と継続的なスキルの磨きが必要です。このようなリソースを活用してスキルを次のレベルへと引き上げていきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。