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英語表現

【2時50分は ten to three】ネイティブが使う時間表現「past」と「to」 ビジネスマンは知らないと後悔する

時刻を伝える方法は、文化や言語によってさまざまですが、英語における時間の表現は特にネイティブと非ネイティブ間で異なることがあります。

多くの方が学校で習った「2時50分をtwo fiftyと表現する」という方法とは異なり、ネイティブスピーカーは「2時50分をten to three」と表現することがよくあります。このような微妙な違いが、ビジネスコミュニケーションや日常会話での理解を深める鍵となります。

この記事では、知っておかないと困るネイティブが使う時間表現を紹介します。

30分までは「past」 30分からは「to」を使う

時刻が正時(00分)から30分までの場合、「past」という単語を使い、具体的な分数を正時の後に続けて言います。一方、30分から次の正時にかけての時間を表現する際には、「to」という単語を使用し、次の正時までの残りの分数を先に述べ、その後に次の正時を言います。

具体例を見ていきましょう。

00分から30分まで:「past」を使用

5時10分 → “Ten past five
5時15分 → “Quarter past five

ねざー

「Past」は時間が過ぎ去ることを示しているので、5時10分は、5時を10分過ぎたということで “ten(10) past five(5)” という表現になります。

30分:「Half past」を使用

5時30分 → “Half past five

ねざー

30分の場合には1時間の半分なので、どちらの表現も使えそうですが、「past」を使用して表現します。

30分から次の00分まで:「to」を使用

5時50分 → “Ten to six
5時45分 → “Quarter to six

ねざー

5時50分が”Ten to six” を覚えるには、時計の文字盤をイメージすると良いでしょう。
6時の位置に近づく10分前、つまり時計の針が6時の少し手前にある状況を思い描くと、”to”(〜まであと)という表現が理解しやすくなります。

このように、時間を「past」「to」を使って表現することで、よりネイティブライクな英語コミュニケーションが可能になります。

それではこの時間表現を使った例文を5つ紹介します。

The meeting starts at ten past two.
会議は2時10分に始まります。

Please arrive by quarter to three for the presentation.
プレゼンテーションのために、3時15分前には到着してください。

Lunch will be served at half past twelve.
昼食は12時30分に提供されます。

Our train departs at ten to six in the evening.
私たちの電車は夕方の5時50分に出発します。

Let’s gather at five to ten in the morning for the workshop.
朝の9時55分にワークショップのために集まりましょう。

「時間」をそのまま「数字」で伝える時間表現

時間をそのまま数字で伝えることもできます。例えば、10時20分は”ten twenty“と言います。私達日本人にとってはこちらのほうが馴染みがあるかもしれません。

具体例を見ていきましょう。

時間をそのまま数字で伝える英語表現

5時10分 →  ”Five ten
5時15分 →  ”Five fifteen
5時30分 →  ”Five thirty
5時45分 →  ”Five forty-five
6時    →  ”Six o’clock”

ねざー

“O’clock”は正時(00時)を指すときに使います。たとえば、7時や5時など、分が00である時刻を示す場合に「7 o’clock」や「5 o’clock」というように使用します。

それではこの数字をそのまま使って時間を伝える表現を使った例文を5つ紹介します。

The webinar starts at ten twenty.
(ウェビナーは10時20分に始まります。)

Please join the conference call at twelve thirty.
12時30分には会議通話に参加してください。)

Our lunch break is from one fifteen to two.
(ランチブレイクは1時15分から2時までです。)

The deadline for submission is at three forty-five.
(提出期限は3時45分です。)

Can we meet at eleven ten tomorrow for the project discussion?
(プロジェクトの議論のため、明日の11時10分に会えますか?)

「AM, PM, in the morning/afternoon」 知っているこれらの単語どのように使うのか?

「AM」「PM」「in the morning/afternoon」などの時間帯を示す表現は、英語でも具体的なコミュニケーションで非常に役立ちます。

AMとPMは、日本語と同様、それぞれ午前と午後を意味し、12時間制の時刻で使われます。例えば、「 9:00 AM」は午前9時を、「5:00 PM」は午後5時を表します。

一方、「in the morning」は午前中を、「in the afternoon」は午後を指し、より一般的な時間帯を示す際に用います。これらの表現を文脈に応じて適切に使い分けることで、日時の約束やスケジュールを明確に伝えることができます。

AMとPMの使い方とポイント

AM: 午前0時から正午までの時間を表します。
PM: 正午から午前0時までの時間を表します。
時刻を書く際は、数字の後にAMまたはPMを付けます(例: 8:00 AM)。

それでは例文を3つ紹介します。

The flight leaves at 7:00 AM.
(飛行機は午前7時に出発します。)

Our meeting is scheduled for 3:00 PM.
(会議は午後3時に予定されています。)

Please call me before 11:00 AM.”
午前11時前に私に電話してください。)

ねざー

日本では午後3時のことを15時と言うこともあります。アメリカやカナダのような海外でも24時間制も使われますが、一般的には「3 PM」と表記するのが一般的です。

in the morning / afternoon の使い方とポイント

in the morning: 一般的に、午前中(AM)の時間帯を指します。
in the afternoon: 一般的に、正午から夕方(PM)の時間帯を指します。
「AM」「PM」よりも一般的な時間帯を指したい場合に使用します。

それではこちらも例文を紹介します。

Let’s meet in the morning.
午前中に会いましょう。)

Can you call me in the afternoon?
午後に電話してもらえますか?)

I’ll finish it by the afternoon.
午後までに終わらせます。)

ねざー

日本では “in the morning“というと「朝」というイメージを持ちますが、一般的に “in the morning“は朝の始まりから正午12時までを指し、”in the afternoon” は正午から夕方18時頃までを示します。

覚えておくべき時間にまつわる英語表現 スケジューリングをするときに使える例文集

スケジューリング時に役立つ、直接使える英語表現を紹介します。これらはメールでの会議やアポイントメントの設定に便利です。

これらの表現を使うことで、スムーズにスケジューリングのやり取りができるようになります。

「質問」

Could we schedule the meeting for early afternoon?
(会議を午後早い時間に設定できますか?)

Is late morning on Tuesday convenient for you?
(火曜日の遅い午前中都合がいいですか?

Can we aim for a late afternoon slot on Friday?
(金曜日の午後遅い時間で予定はどうでしょうか?)

Please let me know your availability for next week.
(来週のご都合を教えてください。)

Could you propose a few times that work for you?
ご都合の良い時間をいくつか提案していただけますか?)

「回答」

I’m available anytime in the morning.
午前中であればいつでも大丈夫です。)

I am free after 3 PM.
15時以降だったら空いています。)

Anytime before 10 AM on Tuesday is good for me.
火曜日の10時前だったら何時でも大丈夫です。)

I’m open to suggestions for the time of our meeting.
(会議の時間についてはご提案をお待ちしています。)

Let’s find a time that suits both of our schedules.
私たち両方のスケジュールに合う時間を見つけましょう。)

「その他」

We need to reschedule the appointment.
(アポイントメントを再スケジュールする必要があります。)

The conference call is set for noon.
(電話会議は正午に設定されています。)

Deadline for the project submission is by end of day Thursday.
(プロジェクトの提出期限は木曜日の終わりまでです。)

Please confirm your attendance by tomorrow.
明日までに出席を確認してください。)

The workshop has been postponed to next month.
(ワークショップは来月に延期されました。)

ねざー

この中の1つの表現でもよいので実際に使ってみましょう。
私は下記の表現をよく使います。

Anytime before 10 AM on Tuesday is good for me.
火曜日の10時前だったら何時でも大丈夫です。)

「曜日」や「時間」を変えることで色々な場面で使えますよ。

時間にまつわる英語表現 実践的な学習法

時間に関する英語表現の習得は、ビジネスマンに限らず全ての方にとって不可欠です。誤った時間表現は誤解を招く可能性があるため、正確な英語を学び、使用することが重要です。

この目的のためにオンライン英会話の活用をおすすめします。

オンライン英会話のメリット

・ 月々4,000円台から、週2回マンツーマンレッスンが受講できる。

・ 24時間、365日いつでも受講できる。

・ 好きな講師を選ぶことができる。

・ 時間に関する表現など、自然な英語表現が身につく。

・ ビジネスに特化したオンライン英会話など、自分の好きなスクールを選ぶことができる。

私達日本人は英会話の機会が圧倒的に少ないため、学校で何年も勉強してきても実際の場面で英語を上手に使うことができません。ただ英語は語学です。使う時間を増やすこと、マンツーマンレッスンで効率よく学習することが英語力向上の鍵になります。

ねざー

数多くのオンライン英会話スクールがありますが、私のおすすめは教材が豊富で世界中の講師のレッスンを受けられるDMM英会話です。

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まとめ 時間に関する表現は何度も使って身につけよう

この記事では、時間表現における「past」「to」の使い方と、時間を数字で直接表す方法の違いに焦点を当てました。ネイティブスピーカーが日常会話でよく使う「Quarter past two(2時15分)」「Ten to three(2時50分)」などの表現と、より正式または直接的な文脈で用いられる「Two fifteen」「Two fifty」などの違いを例文を交えて紹介しました。

「to」や「past」を使う英語表現

5時10分 → “Ten past five
5時15分 → “Quarter past five

5時30分 → “Half past five

5時50分 → “Ten to six
5時45分 → “Quarter to six

時間をそのまま数字で伝える英語表現

5時10分 →  ”Five ten
5時15分 →  ”Five fifteen

5時30分 →  ”Five thirty

5時45分 →  ”Five forty-five
5時50 →  ”Five fifty

ねざー

どちらでも覚えやすい方を使えれば問題ありません。ただ、どちらの表現もあることは知っておき、理解できるようにしておくことは非常に大事です。

スケジュールリングの際に便利な英語表現

Please let me know your availability for next week.
(来週のご都合を教えてください。)

Anytime before 10 AM on Tuesday is good for me.
火曜日の10時前だったら何時でも大丈夫です。)

これらの知識は、日々スケジュール管理をしているビジネスマンにとっては特に重要です。時間を間違えることのないようしっかりこの機会に押さえておきましょう。

またこれらの表現を身につけるため、オンライン英会話を通じて実践的に学び、自然で効果的な英語コミュニケーション能力を身につけましょう。

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